感想とかうんことか

  • 色々読み終わったので感想をば。(ネタバレあるよ!)


歌野晶午『館という名の楽園で』
ミステリおたくが館を建てて、そこを舞台に推理ゲーム☆
――と、いうような内容で、(ホントはもっと複雑です)
設定自体はかなり萌え。登場人物達が熱い推理バトルを展開。
これ、ゲームになったらすげー面白そうです。
ふと思ったのが、この設定で「殺人が起きない」というのが一番のトリック?


乙一『GOTH』
装丁同様、黒さ渦巻く純正ミステリ。
死に魅了された主人公。各章ごとに設けられた意外な結末。
著者本人は「せつなさ排除」みたいなことを言っていたようですが、
せつなさチラリ。ほろにがチラリ。ちょっと歪んだ青春ものもあったりして。
最初のうちは森野が「いかにも」なキャラクターで嫌いだったんですが、
読了後は「森野ラブ!」に。まんまとはめられた。


乙一『暗いところで待ち合わせ』
盲目の主人公の家に誰かがこっそり侵入。奇妙な同居生活のはじまりはじまりー。
微妙なバランスで成り立ったこのお話。美しく纏まってます。
ホント巧いですなあ。

  • 職場の女の子がうんこを我慢していたので、

「さっさと行っておいでよ」
「えー。でもあたし、自力で出したことないんですよー」
「え……」
「ウォシュレットが無いとダメなんですよー」
ああ、そういうことね。(ちとガッカリ)