『九十九十九』の感想続き

ほのかにネタバレ。


第五話
272ページから展開される「死に方論」をじっくり。
そしてお腹の中から…ってなんですとー!?
あらゆるリンク。最後に見える景色が青空というのがなんとも良い。


第四話
今回ギャグ色強いなあ面白いなあ、とニヤニヤしながら読んでいたら、
急に空気が変わってクラクラ。足元がゆらぐ感じ。
小説というかお芝居を見ているようでした。
お義母さんと金で動くセシルと「イモ?」が可笑しくて仕方ない。


第七話
三つ子萌え〜(笑)喋るようになると子供って可愛いなあ。
「おかえんなさイ〜」って!そこだけカタカナって!萌え!
子供はさておき。
第四話からじわじわ来ていた眩暈感が大爆発。
渦が現われてからは、頭の中で音楽鳴りっぱなしでした。
この話は昨日の感想にも書きました「イメージの洪水」状態。
後半ずーっとゾクゾク。もう凄すぎ。


第六話
全てを肯定したうえで構築、選択されゆく世界。覚悟がいる。
第一話の「裁きはここで始まり、終わる」とは逆で、
「ここで終わり、始まる」のだなあ、と。


ダーッと感想並べてみたわけですが。
一度読んだだけではうわべしかなぞれず、
舞城スレや書評サイト、舞トモ(舞城作品の話がばっちりな人)の感想を
眺めては「なるほど〜、むむむ」と唸るばかり。
読むたびに感想変わりそうです。私の場合。