『九十九十九』感想

どこから感想を書こうか悩みますね。
こう、「膨大な言の葉が境界線破って押し寄せる」みたいな。
洪水ですね、洪水。イメージの洪水。津波でも可。
飲み込まれちゃった方が気持ちいいぞ、と。
単に私の読解力が低くて、論理とか辻褄とか、
その手の小難しい要素をほんわりとしか掴んでいないだけというハナシ?
イメージイメージそればっかりだなって?


そんなわけで各話の感想をば。
直接的ではないものの、ネタバレしてますので未読の方は要注意。


第一話
15ページまでスルスルスル〜と一気に読んで、
どうしようどうしよう!なんてジタバタしてました。
大爆笑カレーの名前に吹きながら、セシルとセリカにモヤモヤしつつ、
見立ての意味におののき、ラストの「ハァレルゥヤ!」でストン。
ひとつの短編としてみた場合でも、非常にキレ良く終わっているような。
あとは『天の声』のスレタイに爆笑。


第二話
普通に地続きで読んでたから、途中で「あれ?そういうこと?」と。
「嘘でもでっちあげでも解決しようと思えば解決出来ちゃう」に納得。
本家JDC未読ゆえ、大説述べる主云々や金井云々って本当の事?
などと興味は違う方向へ行きそうに。


第三話
ユヤタン!!このあたりは人前で読んでて大弱り(笑)
確信犯な九十九に黒ー!痛ー!グッジョブ!
矢印づくしの解決シーンで「ほぉ〜」なんて思ってたら、
次の章であっさり「でっちあげ」と言われて本当にギャフンと言いそうに。
この回のヒロインは(と称してよいものか)、唯一苦手なタイプでした。


長くなりそうなので続きはまた明日。
しかし私の感想は頭弱い感じだなー。まあいいか。